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園について

ごあいさつ

教育には「知育」「体育」がありますが、それらを支える「生きる根っこ」(人格の基礎)を育てるのが「徳育」です。「徳育」は家庭生活や教育機関での「指導」だけで養われるものではありません。
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です」。
(新約聖書コリントの信徒への手紙一3章6~7節)
植物にたとえれば、誰が植えて水をまいたかよりも、根本的に種から根を出させ、芽を伸ばし、葉を生長させ、花を咲かせて下さるのは、すべての生命を生み出し、成長を見守って下さる「神」なのです。
徳育幼稚園は、ご家庭や地域の皆さまと協力しながら、大切な子どもたち一人一人を「成長させてくださる」神さまのお仕事を、心を込めてお手伝いしたいと思っています。
園概要
所在地 | 〒164-0002 東京都中野区上高田1-35-29 |
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電話番号 | 03-5348-3022 |
交通手段 | JR「東中野駅」より徒歩10分 東西線「落合駅」より徒歩11分 西武新宿線「新井薬師前駅」より徒歩13分 関東バス「中野6丁目」停留所より徒歩1分 |
アクセス
徳育幼稚園の歴史

その年の9月1日に関東大震災が起こり、都心から大勢の人々が移住して、人口が急増しました。
その2年後の1925(大正14)年4月、中野教会は「附属徳育幼稚園」を開設しました。
戦時中は休止せざるを得ませんでしたが、1951(昭和26)年4月に再開以来、信頼して子どもを預けてくださる方々によって幼稚園は発展しました。
地域の皆さんに愛されてその歴史を刻んできた徳育幼稚園は、2025年に創立100周年を迎えます。
これからも、キリスト教精神に基づく「自由保育」の幼稚園を守り続けていきたいと願っております。
たいせつにしていること

充分に愛された子どもは、 自分の存在に自信を持ち、他者を思いやることができます。
充分に遊んだ子どもは、その経験を自分のものにして、意欲的に取り組むことができます。
徳育幼稚園の保育は、本当に大事なものを育んでいくものでありたいと願っています。そして小規模幼稚園のメリットを生かし、「人生の土台作り」のこの時期、子どもたちの心に「ようちえんはたのしかったね」という思い出をいっぱい作ってあげられたらと思っています。
そのためには、お家の方々のご協力をお願いすることがあります。特別な行事の時などには、皆さまにお手伝い頂いて、幼稚園で過ごす子どもたちの時間を、豊かなものにしていきたいと思います。
保育の指針
施設紹介
外観

園庭

教会

保育室

園評価
2024年度学校評価(自己評価)報告書
2025年3月31日
日本基督教団中野教会
附属 徳育幼稚園
1.本園の保育の指針
キリスト教信仰の中心「敬神愛人」(神を敬い、人を愛する)を土台にして自他を尊び、自分らしさを発見する。それらは主に「自由遊び」を通して身につけられ、人生の「生きる根っこ(人格の基礎)」となる。
2.本年度重点的に取り組む目標や計画
評価項目 | 評価 | |
①保育の充実 | A | ・春の遠足、夏のお泊まり、秋の収穫感謝祭とバザー、運動会、クリスマス、冬の雪山お泊まりなど、多くの年間行事で様々な体験を共有しつつ、その都度、お互いの意見や感想を交換し合い、対話の充実を身につける。 ・日常の保育における、絵本や歌や楽器演奏などによる情操教育を通して、個々の想像力や表現力を伸ばし、また励まし合いながら、最後までやり遂げることの喜びを知る。 ・屋内外で身体を動かすことの心地よさを覚え、からだを使った遊びの中で、譲り合いや、順番などのルールを身につける。 |
②保育体制の強化 | A | ・正規職員1名、パート職員1名を採用し、一層手厚い保育体制を整え、 これにより、満3歳児保育開始の準備態勢も整えられた。 ・職員は毎日保育後に、全員で話し合いの時間を持ち、各クラスの情報を交換、共有することによって保育に生かすことが出来た。また外部の各種研修に参加し、その成果を共有した。 |
③施設の充実 | B | ・創立100周年(2025年)に向けて、各種施設と設備の充実を継続。 全館照明のLED化、老朽化した箇所の改修等を行った。園庭の植栽も充実させた。トイレのバリアフリー化は計画が進行中。 |
評価 A・充分に成果があった B・成果があった C・少し成果があった D・成果がなかった
3.総合的な評価結果
評価 | 理 由 |
B | ・ 本園の特色である、自由保育の中で、子どもの主体性を尊重し、毎日の生活や行事に子ども自身の参加を促し、手作りで行うことができた。芋掘り遠足や消防署訪問などでは、縦割りのクラスで手をつないで歩き、助け合いを身につけた。 ・今年のクリスマスページェントでも、年長児が各自の目当てを掲げながら、互いに助け合い、「キリスト生誕劇」を完成させ、クラスの団結力の高まりが見られた。年中・年少も それを見ることで、次の年への期待を大いにふくらませた。 ・職員間の連携は日々のコミュニケーションにより、円滑にとることができた。 ・幼稚園100周年記念事業の一環として老朽化した設備の改修は順次実施しているが、昨年度より計画している「トイレのバリアフリー化」は早期実施を目指して計画を進行中。 |
4.今後取り組む課題
施設の充実等 | ・木製遊具の保守点検、窓の遮熱対策等、引き続き安全な保育環境を整え、 施設設備の整備充実に努めたい。 ・今後もより一層、保護者との協力関係を深め、子どもが守られてのびのび出来る環境を作っていきたい。 |