2025年7月の聖書のことば
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。
テサロニケの信徒への手紙一5:16~18(新約379ページ)
5~6月は「感謝」することが多い日々でした。今年は5月11日(日)が「母の日」、6月15日(日)は「父の日」です。どちらも100年ほど前にアメリカの教会から始まった行事で、お母さんやお父さんに「ありがとう」と言うと共に、お父さん、お母さんをくださった神さまに「ありがとう」と言う日曜日です。
徳育幼稚園では「母の日」と「父の日」を合わせた形で「ファミリーデー」を6月15日(日)に行いました。
また6月8日(日)は「子供の日・花の日」でした。これも米国の教会から始まった行事で、親たちが子供を授かったことを神さまに感謝し、花や自然を下さったことも感謝する日です。徳育では18日(水)にみんなが花を持ち寄り、礼拝堂を花で飾り、その花をもって消防署や郵便局などに行きました。
私は年少のたんぽぽ組の子どもたちに同行して、郵便局と近所の宮地内科(先生は卒園生)にお花を届けました。とても喜んで下さいました。
ところで「ありがとう」の反対は何でしょう。「ありがとう」は漢字で「有り難う」と書きます。「有り難い」は有るのがむずかしい、有りにくい、ほとんどないという意味です。でもそれが「有る」から感謝するのです。では一体その反対は何でしょう。「有る」のが「当然」、「当たり前」ということです。
お母さんが、子どもを産み育て、料理洗濯などをしてくれるのは「あたりまえ」。お父さんが仕事をして家庭の経済を支えてくれるのも「あたりまえ」。そして神さまが私たちに家庭や家族を与え、自然の美しい花を咲かせてくれるのも、みんな「有り難い」ことではなく「あたりまえ」と考えてしまうことがあります。
それを「あたりまえ」と思わないで、それら一つ一つを下さった神さまに感謝し、神さまが下さった家族や周りの人々に、そして世界のあらゆることに「ありがとう」と言いなさい。神がそれを期待しておられると、聖書に書かれているのです。
7月の言葉「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」の先には、「これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」とあります。
神さまから頂いたすべてのものを「ありがたい」と感謝できる人になることを、「神が望んでおられる」のです。
園長 大村 栄
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。
テサロニケの信徒への手紙一5:16~18(新約379ページ)
5~6月は「感謝」することが多い日々でした。今年は5月11日(日)が「母の日」、6月15日(日)は「父の日」です。どちらも100年ほど前にアメリカの教会から始まった行事で、お母さんやお父さんに「ありがとう」と言うと共に、お父さん、お母さんをくださった神さまに「ありがとう」と言う日曜日です。
徳育幼稚園では「母の日」と「父の日」を合わせた形で「ファミリーデー」を6月15日(日)に行いました。
また6月8日(日)は「子供の日・花の日」でした。これも米国の教会から始まった行事で、親たちが子供を授かったことを神さまに感謝し、花や自然を下さったことも感謝する日です。徳育では18日(水)にみんなが花を持ち寄り、礼拝堂を花で飾り、その花をもって消防署や郵便局などに行きました。
私は年少のたんぽぽ組の子どもたちに同行して、郵便局と近所の宮地内科(先生は卒園生)にお花を届けました。とても喜んで下さいました。
ところで「ありがとう」の反対は何でしょう。「ありがとう」は漢字で「有り難う」と書きます。「有り難い」は有るのがむずかしい、有りにくい、ほとんどないという意味です。でもそれが「有る」から感謝するのです。では一体その反対は何でしょう。「有る」のが「当然」、「当たり前」ということです。
お母さんが、子どもを産み育て、料理洗濯などをしてくれるのは「あたりまえ」。お父さんが仕事をして家庭の経済を支えてくれるのも「あたりまえ」。そして神さまが私たちに家庭や家族を与え、自然の美しい花を咲かせてくれるのも、みんな「有り難い」ことではなく「あたりまえ」と考えてしまうことがあります。
それを「あたりまえ」と思わないで、それら一つ一つを下さった神さまに感謝し、神さまが下さった家族や周りの人々に、そして世界のあらゆることに「ありがとう」と言いなさい。神がそれを期待しておられると、聖書に書かれているのです。
7月の言葉「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」の先には、「これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」とあります。
神さまから頂いたすべてのものを「ありがたい」と感謝できる人になることを、「神が望んでおられる」のです。
園長 大村 栄